短編映画「YORIKO-ヨリコ 」はキャストもスタッフもオール東北。
「東北から本気で世界を目指す!」と意気込む、鼻息の荒い、でも東北人らしく穏やかで面白いクリエイター集団を今日はご紹介していきたいと思います。
まずは撮影スタッフ編から。
モアンドロン マチュ(監督)
フランス人だけど、心は東北人なマチュさんは今回監督、脚本、撮影、編集と、たくさんのチャレンジと覚悟を持って挑みました。
「ぼくは監督だけど、YORIKOはみんなの作品だからね。」と終始『みんなで』を意識していたマチュ監督。
撮影中も積極的にキャストやスタッフの意見を取り入れ、「これはどう思う?」とディスカッションしていた姿が印象的でした。
佐々木 昭博(助監督 / 照明)
そんな監督が最も信頼を寄せるのが、普段は照明マンで今回助監督として現場をまわしてくれた佐々木さん。
監督の意図を瞬時に汲み取り、司令塔となり現場を仕切るその姿は正に一家の大黒柱。
現場で聞こえた声で一番多かったのは「佐々木さん」だと断言できるほど、このチームのキーマンと呼べる、みんなの頼れるお父さん的存在でした。
熊田 恵子(撮影助手)
監督が「未来の自分の腕」と呼ぶスーパーアシスタント熊田さんは、みんなから「クマちゃん」と呼ばれる愛されキャラ。
控えめですが、その小さな体で重い機材を担ぎ、いくら疲れても笑顔を絶やさない頑張り屋さん。カメラマンが次したい行動の準備がもう完璧にできているから「未来の自分の腕」なんだそう。彼女のおかげで撮影がスムーズに進行できるんですね。
島香 淑(ヘアメイク / 衣装 / 美術統括)
ロンドンでヘアメイクや特殊メイクを学び、東北に戻ってきた淑(しゅく)さんは、超ポジティブで底抜けに明るいエネルギッシュな女性。
今作も監督の頭にあるイメージを、メイクや美術で見事に表現してくれました。
監督もそうですが、淑さんの海外での経験や感性が合わさり、表現に厚みが出たり、新しい世界観が生まれていく現場は、見ていて本当に勉強になりました。
高橋 光(ヘアメイク / 美術)
普段はヘアメイク、スタイリストとして活躍する光ちゃんですが、今回は主に美術と記録担当として参加してくれました。
細かいところによく気づき、「これどうでしょう?」と監督やスタッフみんなに声がけしながらよく動き、よく笑う。
ピリリとしがちな現場を、持ち前の笑顔と明るさで癒してくれました。
佐藤 菜美(美術 / 小道具)
今回のスタッフの中では一番年下ながら、一番冷静に現場を見ていた印象のあるしっかり者のなみちゃん。
彼女のアイディアから生まれる仕掛けも多く、これまでの経験に裏打ちされたその仕事ぶりにはスタッフ一同信頼しきりで、小道具や美術の細部までこだわりを見せてくれたおかげで、作品のクオリティが格段にアップしました。
窪田 隼人(メイキング撮影)
普段はカメラマンの窪田くんですが、今回はメイキング担当として協力してくれました。
窪田くんがいると撮影部もついつい「あれやって、これやって」と頼ってしまい、メイキングを撮る暇さえなくしてしまい本当にごめんなさい。
でも嫌な顔一つせず、笑顔で縁の下の力持ちになってくれる優しいあなたにみんな助けてもらいました。
内海 裕里江(コーディネート)
最後にこの作品のコーディネートを担当していますのが私ウチウミ です。
私はクリエイターではなく、サポーターとしてこのチームの、後方(広報)支援としての役割を自分に課しています。
このブログを通じて、少しでもこのチームの想いと作品の魅力をみなさまに知ってもらえるよう、継続して発信していきたいと思っていますのでぜひたまに覗いてみてくださいね。
個性豊かで面白い東北のクリエイターたち。
このチームでどんな作品が出来上がるのか、私自身も楽しみでなりません。
次回のブログもお楽しみに!
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